Climbers’Blog

1/3ページ
朋友会会員によるクライマーズブログ(山行報告・自然保護活動等)の一覧です。

白峰三山

実施日: 2024/9/4-7  8月末に台風10号が迷走して長く停滞してしまい、天候がどうなるか気をもんでいたが、何とか抜けてくれた。山小屋キャンセルを期限ギリギリまで待って天候を見極め、山行することとした。  初日の北岳は、もうすぐ山頂というところでガスに囲まれてしまった。  二日目、天空の縦走路は、素晴らしい朝焼けと雲海で始まった。空気は澄んでいて富士山が近い。快晴の中、間ノ岳・農鳥岳とアッ […]

2024雪山山行 蔵王・名号峰

会としては恒例となりつつある名号峰の雪山山行。 今年は異常気象で年末年始から雪がなく、雪山を求めている会員には、開催が待ち遠しい限りであった。 当日は珍しく風もなく穏やかな天気。 例年に比べて雪は少なく取り付きは夏道となる。 久しぶりに会う会員との近況報告。新会員への装備のフォロー。 天気同様に穏やかな山行となった。 山頂付近から霧氷のグラデーションも見られ、雪山の良さを改めて噛みしめる。 1月も […]

忘年山行は三ツ石

12月2日、3日と仲間8人で、三ツ石山に忘年山行に出かけた。 本来の目的は、Sさんが今年10月に達成した100名山完登のお祝いである。 松川温泉へのアクセス道路は途中からすっかり雪道となり、谷底に落ちないように緊張して運転した。 駐車場は30cmくらいの積雪があり、一度に雪国に来た感じである。 ワカンで身支度を整え、松川荘近くの登山口から急登に取りつく。 雪山初体験のWさんは、上手にワカン歩行をこ […]

晩秋を愛でる~二口・糸岳(北石橋)

紅葉も終わり、雪山まで山の選定に悩むが、今年は夏から糸岳に行くことに決めていた。 8月に沢で「南石橋」に出会うことができた。 南石橋でその神秘的な光景に大感激をしていたら、なんと北もあるとのこと。 他の山行が忙しく、紅葉の時期が過ぎての山行になってしまった。 さみしい山行になるのでは?と心配したものの、当日は小春日和。また、完全に落葉していたことで二口の特徴である沢と岩肌があらわになり、いつもとは […]

日本一低い山~日和山

日本一〇〇というものはいくつかある。 仙台市内に日本一低い山があることはご存じだろうか。 仙台市民になり随分経つが、比較的最近その存在を知った。 しかも自宅から車で15分ほど。 もちろん朋友会会員のためトレーニングを兼ねて自転車で年に1~2度ほど訪れる。周回して20Kmほどだが当然余裕である… インターネットで「日本一低い山」で調べていただくと、いろいろ情報がでてくる。 一度、大阪市の天保山に日本 […]

北アルプス・西穂~奥穂高岳~槍ヶ岳 大縦走

登山経験者ならだれでもあこがれる、ジャンダルムと大キレットの山行を無事達成することができた。 毎年、滑落死亡事故も多い最難関ルートのため、事前に登攀の練習を行ってからチャレンジした。 (週一クライミングジムでのクライムダウンの練習やトラバース練習を実施。実践として外岩を経験。) 事前準備の成果があり、当日は登攀時の持ち手や足場の見極めができ、終始落ち着いて活動することができた。 今回の山行は西穂高 […]

沢登り2023 鳴虫沢

仙台市内は連日の猛暑。気温32℃の真夏日。 下界とは比べ物にならないくらい涼しく。川もの素晴らしさは、言葉にならず。 初級者多めではあるものの、やる気充分に山行スタート。 水量多めのためか?スタート時にはへつりの滑りも少なめで、笑顔溢れる山行。 安全山行を目指し、初級者でも登れそうな滝でもロープで安全確保。 初級者はロープにテンションをかけないよう手足の置き場を確認し登攀。 本日、最大のシシ滝に到 […]

真夏の以東岳

夏の暑い日の山行は場所に悩む。 悩んだ末、今回は稜線の心地よい風を求めて、以東岳に。 大鳥泡滝口から大鳥池避難小屋(タキタロウ山荘)を目指す。 沢沿いの登山道は水場も豊富で、真夏の登山にはありがたい。 山行中に多くの釣り人とすれ違う。大鳥池には岩魚やヒメマスが生息するほかに、伝説の巨大魚タキタロウが棲むと言われ、ロマンを追い求める釣り人が訪れる。 (有名な釣り漫画にも取り上げられているらしい) 蒸 […]

負傷者を救出せよ!!  沢搬出訓練

パーティー登山がガイドツアーと違う点は何だろうか? 各々が自立した登山者なのはもちろんのこと、互いに助け合う意識と技術をメンバーが共有している事ではないだろうか。 雪崩埋没事故への対処や応急処置などの講習を受けて、仲間の危機に備えるのは個人でもできる。 しかし、チームを組んで救助に当たるのは警察、消防、そして山岳会のような組織が要る。 2023/7/2 沢登り中、メンバーが足を骨折して動けなくなっ […]

FY2023 沢スタート

会に入会して念願の沢行参加! 念願のoonamesawaへ! 響きから緩やかな沢登りをイメージしていたものの、いきなり入水! ヌメリが強く、安全確保しながら沢を堪能するためには、何よりも経験が重要ということを、広い先輩の背中をみて強く思う… 私自身は何の役にも立たないため、せめて駐車場までとロープをつかんだものの、たらふく水分を含んだロープは重いのなんの。 先輩の背中には重いロープ以外に緊急セット […]

1 3