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負傷者を救出せよ!!  沢搬出訓練

パーティー登山がガイドツアーと違う点は何だろうか? 各々が自立した登山者なのはもちろんのこと、互いに助け合う意識と技術をメンバーが共有している事ではないだろうか。 雪崩埋没事故への対処や応急処置などの講習を受けて、仲間の危機に備えるのは個人でもできる。 しかし、チームを組んで救助に当たるのは警察、消防、そして山岳会のような組織が要る。 2023/7/2 沢登り中、メンバーが足を骨折して動けなくなっ […]

探検 – 面白山の沢

地形図を眺めて、まだ見たことがない場所に想像を巡らせるのは楽しい。 特に記録が無い山域は尚の事。そして、そこがどんな所なのか探検しに行くのは、何が出てくるか分からない不安と期待が高まる。 さて、面白山周辺の地形図を眺めていて、ある沢に目を付けた。 この沢の標高640m付近に何やら池がある。こんな山奥の池ってどんなところなのか、ネットを調べても記録は無い。自分で行って確かめることにした。 9/17 […]

初秋の二口渓谷

今年もコロナと異常気象が続いている。8月には東北地方が大雨・洪水に見舞われ、沢登りも何度もお流れになった。 9月に入り、しばらくぶりに晴天の日が何日か続いたので、二口・小松倉沢を登った。 恐る恐る入渓すると増水も濁りもなく、数年前と同じ表情だった。滑床と時折現れる滝の緩急を楽しみながら沢を遡行。 帰りは南沢を下った。朝から晴天に恵まれて、爽やかな一日だった。 しかし空気はひんやりとしていて、沢筋に […]

沢登り 吉田川

6/18 土曜日、仙台はすっかり夏の暑さになり、沢登りシーズンがやって来た。 梅雨入り前の絶好の天気に背中を押され、スプリングバレーから黒森を経由して吉田川に降り、升沢林道まで遡行する。 途中、大きな滝が三つ。源頭部には水芭蕉やバイカモが群生していた。また、杉の木に真新しい熊剥ぎの痕が多数見られた。 市民の山の近くに、こんな豊かな自然と野生動物の営みがある。支流の沢に残るコンクリートの土砂止めが無 […]

風雪の磐司尾根

 二口峠は藩政時代には仙台藩と山形藩をつなぐ街道が通っていたが、今では冬はアイスクライマーの他は殆ど人が通らない雪に閉ざされた山になる。 会の仲間とペアを組んで、普段は下から見上げるだけだった磐司岩の上を県境まで歩いた。   【ギャラリー コメント】 1 姉滝から磐司尾根に向かって登る。 2 694m標高点手前の急登が見えてきた。ここは「猫 熊踏んじゃった♪」事件(某山岳会の方が、冬眠中 […]

「迷路攻略作戦」低山で読図練習会

GPS搭載携帯が普及した今でも道迷いは無くならないどころか、遭難原因のワースト1を占め続けています。 GPSは現在地を表示してくれますが、表示される地形と周囲の風景を対応付け、正しく進路を選ぶのは登山者の仕事であり、GPSはそこまでしてくれません。 10/30(土) 、ハイキングで人気の低山に新入会員とやってきました。 今日の目的はハイキングではなく読図練習です。低山は尾根や谷、踏み跡が複雑に入り […]