沢登り2023　鳴虫沢

仙台市内は連日の猛暑。気温３２℃の真夏日。
下界とは比べ物にならないくらい涼しく。川もの素晴らしさは、言葉にならず。
初級者多めではあるものの、やる気充分に山行スタート。

水量多めのためか？スタート時にはへつりの滑りも少なめで、笑顔溢れる山行。
安全山行を目指し、初級者でも登れそうな滝でもロープで安全確保。
初級者はロープにテンションをかけないよう手足の置き場を確認し登攀。

本日、最大のシシ滝に到着。楽しい山行もそこまで。
上級者がリード。そのあと、トップロープで安全確保しながらリードの練習を行う。
沢登りは楽しいばかりではない。
危険と隣り合わせということに身が引き締まる思いで、ハーケンを打つ手に力が入る。
上級者に全然ハーケンが抜けないとお褒めの言葉を頂く。

場所に応じた支点確保の方法など教えて頂くが、なかなかその場に応じた対応が難しい。
コースの目玉の１つである南石橋に到着。自然の偉大さを感じつつ、しばし現実逃避。

気が付くと川の滑りも多くなり、高巻くこともできず、前に進むことしか許されない状況となる。
最後に先輩が数年前大けがをした名もない滝に到着。不穏な空気が漂う。
安全山行を目指し、上級者が密談。トップロープでの登攀となった。

無事全員登り切ったものの、駐車場までの下山も長く、最後まで気を抜くことができなかった。
くたくた１０時間山行であったものの、改めて登攀の練習不足を痛感。
来週からクライミングの練習をまじめにしようと心に誓った。
（実施日：2023/9/10）