
手前ケンズリ、中景燕岳、奥に槍穂高
2泊3日で、北アルプスの餓鬼岳に遠征してきた。
初日は移動日で、登山口近隣のキャンプ場でテン泊。
二日目は白沢登山口からスタート。白沢沿いの登山道は足場、鎖、ロープ、梯子と気を使う。さらに最終水場から山小屋までの標高差1100mの急登が続く。この登りは手強い、みんな喋らない、ただただ黙々と歩みを進める。汗まみれでへたり込んでいる我々の目の前を、トレランの若いグループが軽やかに下っていく、今日は日帰りで~~す。そうか、地元の人には日帰りの山なんだ… 小屋に着いたが周りは真っ白、まず山頂を踏んでから外テーブルで今日の反省会。
三日目はきれいに晴れた。日の出に間に合うように、小屋は朝食を早く出してくれる。東側の安曇野は雲海の下。南西北側には朝日を受けて赤く染まったアルプスの山々が連なる。あれ登った、あっちも登った、来年はあそこだな…
花崗岩の真っ白い山は手強かった。 下山後、足の筋肉痛が3日続いた。
山行日:2025/08/22-24
- 白沢沿いの足場を進む、花崗岩の白い沢
- 水場の番号札が親切
- 励まされるね
- 白沢の渡渉を繰り返す
- 最終水場、ここから5時間だ
- 安曇野の雲海に登る朝日
- 餓鬼のコブの遠くに立山
- 下山口にタクシーが呼べる、周回可能
- 木々に包まれる餓鬼岳小屋と山頂、さあ下山だ