花倶楽部山行 月山の雪渓と花を楽しむ

花倶楽部山行 月山の雪渓と花を楽しむ
コバイケイソウ

 7月10日(日) 梅雨の晴れ間をぬって、会仲間10人で夏の月山に登った。
リーダーのOさんは、今回がリーダーデビューである。出発から、テキパキと全体把握に余念がない。

月山リフトの下駅は久々の好天のせいか、ツアー客も混じってたくさんの人で一杯。
ツアー客の軽装がやけに目立って仕方がない。
乗り場周辺は辺り一面ニッコウキスゲが咲き乱れ、リフトに乗車中も足に触れるほどだ。
上駅に8:58到着。標高差で340mを600円で購入した勘定だ。
姥ケ岳への木道を進むと、やがて雪渓が現れ、早速軽アイゼンを装着する。

9:37姥ケ岳に到着。後から追ってきた別チームの4人と合流。リーダーのTさんが新人さんを2名連れて来てくれた。
みんなで腰を下ろして、キスゲの花園と朝日連峰の遠望を楽しむ。
本当にシアワセ!至福の時である。

牛首に向かう道も、夏に咲く花々に混じってイワカガミやチングルマなどの早春の花々も艶やかに咲き誇っている。11:00牛首に到着。
頂上に近づくに連れて、コバイケイソウの群生が見事だ。今年は当たり年かも?
途中、クロユリの植生を観察したが、惜しいことに花期が過ぎていた。残念!

11:58月山神社にようやく到着。右横の斜面でみんなでマッタリと弁当を広げる。
きょうは、360度のパノラマである!
「ああ、朝日が待ってるなぁ。秋に行くか・・・」

下山路は雪渓を楽しみながら、雄宝清水への木道を快適に降りる。清水の水は、疲れた体に余計にうまい! 
元気を取り戻して、14:44下山口の姥沢に無事到着した。

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