
10月26日岩手県花巻市大迫体育館で労山宮城県連と岩手県連共催のクライミングレスキュー技術研修会が行われ朋友会から3人が参加しました。
この研修会は二つの県連の共催で毎年この時期に行われています。今年の内容は、全国連盟の「若手のクライミング教室」から最近のクライミングの動向を学ぶ。1/3倍力システムの確認。マルチピッチクライミングと懸垂下降の基本的な動作と方法の確認する。ビレイからの自己脱出 懸垂下降中の登り返しなどです。
ロープの相手方にトラブルが発生した時のビレイからの自己脱出の復習では、機器の使い方、ロープワークで力の方向や摩擦力など、人により体格、装備、技量の違いで同じことをするにも難しさがあることなどを体験して確認しました。懸垂下降では、バックアップを下降器の上と下どちらにセットするか、それぞれのメリットとデメリット、懸垂ロープの末端の結び方などを確認しました。懸垂下降中の登り返しでは、ロープに沿って立ち上がることの難しさ、力の作用をロープに沿って一直線になるようにしなければ効率よく進まないため、筋力・体力が必要で見た目以上の難しさを体験しました。また登り返しをしなければならない状況に陥らないためにどうすべきかなどをみんなで考え、今年も有意義な取り組みとなりました。
実施日:2025/10/26
- 花巻市大迫体育館のクライミングボード
- 宮城、岩手、福島各県連の参加者

